一作目製作の記録

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そろそろ落ち着いてきたので書いてます。

製作を開始したのは3月も終わりに近くなったころ、塗装前の作品がスマホの写真に保存された日を確認すると3月30日でした。
ざっくりした工程と試行錯誤の記録は以下の通りです。
今回の材料は樫。
言わずと知れたとても硬い広葉樹です。

準備1 丸太からの素材の切り出し。

写真の丸太は直径22cm~25cm、高さは20cm程度なので、ひび割れ個所をよけながらうまくすれば8個程度の素材が取れるかな~と、とりあえずチェーンソーで4個分ほど切り出してみました。

準備2 ざっくり成型

旋盤で削っていく前に、バンドソーでコバを落としてみました。
初めから旋盤で削ってもよいのだけど、効率が悪い気がして。

準備3 旋盤の動作確認

初めてということで、事前に説明書や同製品のYouTube動画を見てお勉強しました。
回転数はベルト位置の移動で大まかにHMLを固定後にダイヤルで調整しますが、どんな工程でどの程度の回転数が適しているか不明。
とりあえずベルトはMで、800~1000ぐらいが扱いやすそうかな。

工程1 旋盤で外形を作る

素材のセンターはどこなのか?割といい加減に印をつけて旋盤にセットします。
素材の両端の面は当然水平じゃないので、固定具を取り付けて旋盤にセットすることは出来ず、モーター側は爪付きのセンターピン、抑え側は通常のセンターピンで押さえつけてみます。
抑え側のハンドルを回して、モーター側の爪が素材に食い込むところまで素材を挟んで固定。
600~700くらいの回転数で削り始め、1000回転くらいに上げてシュシュシュシュっと・・
んーん気持ちいい感触。

手持ちの刃物は下の7本セットで、左からスピンドルガウジ、ボウルガウジ、ラフィングガウジ、スクエアスクレーバー、パーティングツール、ダブテイルスクレーパー、ラウンドスクレーパー。
外側の成型にはボウルガウジとクエアスクレーバーを使用しました。

工程2 内側を削る

やってみて分かった、この工程が一番の難所です。
想定を超えるの難易度に驚いて画像はありません。
主軸台に4つ目のチャックをセットして、円筒上に削った素材を固定してから削り始めます。
刃物は上の写真左から2番目のボウルガウジではじめ、右の3本を交互に使用する形で削り進めたのですが、これがなかなか手ごわい作業でかなりてこずりました。
刃物だけでの作業は効率が悪いと思い、2作目以降のためにナカジマツールさんでキーレスドリルチャックとamazonで廉価なドリル刃を購入しました。

工程3 外側を名栗彫り加工する

肉厚な樫のコップとなったところで、表面をベルトサンダーで削って名栗加工を施します。
ベルトサンダーで粗目(60番程度)のヤスリで形を作ったら、細目(240番程度)のヤスリで滑らかにしていく考えではじめたら、ある程度は予想通りの出来となりました。
ただ、材料が硬いせいもありサンダーの消費が早い・・
一つの製作にサンダー2本いかれてしまうので、硬めのベルト(下の左)も追加で購入しました。
これは、一番安いの(下の右)より100円安い1899円なのに耐久性は上のようなので嬉しい。

ベルトサンダーはさすがに細かいゴミが出るので、むき出しで使用すると後が大変なことになるという事はすぐに分かったので、とりあえずキャンプ用の着替えテントでカバーしてみたけど、更に覆いをかけた方がいいかも。(その後ポールと農業用シートとで臨時カバーを作成しました)

作品は思ったよりうまくできたか感覚です。
写真は後日掲載予定ですが、撮影用に購入した撮影ボックスの紹介です。
買ってから口コミを見たら「歪む」とかいろいろ悪い口コミが多いですが、☆4つついてたんでまあ悪くはないであろうとあまり気にせず使ってみます。

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